目隠し暗闇で凍えた価値観は手を引く甘言に従い堕ちる閉じた御伽噺語る者はいない素肌になる罪惡感感触を憶え刻みゆくいない...もう何処にも常識すらその網膜が破れても見ていてその手が軋んでも掴んでこの身は蝕まれ続けて祈りは無自覚の贖罪不調和 息継ぎも忘れた空間は目を引く存在に奪われ裂ける開く御伽噺騙る者はいない戲言をなぞる指温度さえ忘れ消えてゆくいない...もう何処にも非常識すらこの網膜が破れても見つめてこの手が軋んでも離さず「此処まで来たんだ」と投げ掛け思考を書き換えた断罪誰にも理解らないとしても自分の在り方を歪めて望みを散らかされ続けて救えるものなんて要らないその網膜が破れても見ていてこの網膜が破れても見つめてその手が軋んでも掴んでこの手が軋んでも離さず...